接待ゴルフは交際費の定番です。
定番ゆえに、本当に業務上必要なものだったのかどうか、税務署側のチェックも厳しいポイントになるので注意しましょう。
ゴルフクラブが経費になる場合
まず誰と行くかが重要で、業務に関係のある人への接待や交流でないといけません。
見込み客でももちろんOKです。
誰とプレーしたか程度はメモを残しておくとよいでしょう。
そんなゴルフに関する費用ですが、プレー費などは基本的に交際費として迷いなく処理していると思います。
それでは、ゴルフセット、ゴルフクラブ、ゴルフの道具の購入費用はどうでしょうか?
意外と経営者からの相談・質問が多い事項です。
結論としては、経費にできる可能性は十分あります。
前提として、業務上で使う目的でないといけませんので、プライベートと混同してはいけません。
専ら事業上の接待などに使う用として、普段も会社に置いておきましょう。
ゴルフクラブ(道具)の勘定科目は?
そして経費で処理する場合の注意点。
ゴルフセットの場合、通常はセットで10万円以上にはなると思います。
その場合、減価償却資産になりますので、
金額に応じて、一括償却資産にするか、中小の特例で全額償却するか、通常の減価償却(償却期間は3年)とするか、検討することになります。
そして勘定科目は「減価償却費」などの通常の経費になります。
交際費にならないことがポイントです。
頻繁に接待ゴルフ等に行く必要がある経営者の方でも、かなり見落としがちなポイントです。
税理士等に相談しながら、経費にできるものはきっちり計上していくよう注意しましょう。